炊飯器を買い替えようと思って調べてみると、「NW-VK10」と「NW-VR10」という似た型番が出てきて、「これって何が違うの?」「性能は同じなの?」と迷ってしまう方、多いですよね。
どちらも象印の人気シリーズ「極め炊き」に属するモデルで、毎日のごはんをふっくらおいしく炊けると評判のIH炊飯器です。見た目もスペックもとても似ているので、違いがわかりづらいのが正直なところ。
この記事では、そんな2つのモデル「NW-VK10」と「NW-VR10」の違いと共通点を、わかりやすく整理します。また、「どちらを選ぶのがお得?」「味や使い心地に差はある?」という疑問にも、口コミや実際のレビューを交えて詳しく解説します。
購入前に迷っている方でも、この記事を読めば「自分に合うのはどっち?」がスッキリわかるはずです。
▼新型の環境に配慮したNW-VK10
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▼新型と性能はほぼ同じの旧モデルNW-VR10
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1. NW-VK10とNW-VR10のスペック比較表
まずは基本スペックを一覧で確認しましょう。両モデルとも5.5合炊きの代表的仕様です。
項目 | NW-VK10 | NW-VR10 |
---|---|---|
炊飯方式 | IH(豪熱沸とうIH) | IH(豪熱沸とうIH) |
炊飯容量(白米) | 0.09〜1.0L(0.5〜5.5合) | 0.09〜1.0L(0.5〜5.5合) |
外形寸法(幅×奥行×高さ) | 約25.5×37.5×20.5cm(ふた開き時:約41cm) | 約25.5×37.5×20.5cm(ふた開き時:約41cm) |
質量 | 約4.1kg | 約4.1kg |
最大炊飯時消費電力 | 約1105W | 約1105W |
1回あたりの炊飯時消費電力量 | 約149Wh | 約149Wh |
内釜 | 黒まる厚釜 | 黒まる厚釜 |
メニュー | 白米炊き分け3コース/熟成炊き など | 白米炊き分け3コース/熟成炊き など |
保温機能 | うるつや保温(30時間)・高め保温 | うるつや保温(30時間)・高め保温 |
※記載は代表的な5.5合モデルの情報です。購入前に最新の公式仕様をご確認ください。
NW-VK10とNW-VR10の位置づけ
NW-VK10はNW-VR10の後継モデルとして登場した新型です。つまり、基本的な性能や炊き上がりはほぼ同じで、変更点はカラーや付属品の素材など、デザイン寄りのアップデートになります。
そのため、「型落ちのNW-VR10でもいいのでは?」という声も多く、実際に価格差が5,000円ほどあることから、コスパを重視して旧モデルを選ぶ人も少なくありません。この記事では、こうした違いを「使いやすさ」「デザイン」「価格」の3軸で比較し、あなたに合った選び方をわかりやすくご紹介します。
2. NW-VK10とNW-VR10の違いを徹底比較
結論から言うと、両モデルの炊飯性能・主要機能は同等です。違いは主に「付属品の素材」「本体カラー(デザイン)」「実売価格帯」の3点。ここでは、使い勝手や衛生面、コスパにどう影響するかまでわかりやすく整理します。
① しゃもじと計量カップの素材の違い
- NW-VK10:新デザイン/新素材(環境配慮や抗菌配慮の採用例あり)
- NW-VR10:従来タイプの樹脂付属品
ポイント: 毎日触れる付属品は、におい移り・ぬめり・ご飯離れといった使い心地に直結。抗菌配慮や目盛りの視認性が上がると満足度が上がります。
② 本体カラー(デザイン)の違い
- NW-VK10:近年のキッチン家電に馴染む落ち着いたカラー展開
- NW-VR10:従来カラー中心(在庫状況により選択肢が少ない場合あり)
ポイント: 指紋・油はねの目立ちにくさや表示の見やすさは、毎日の満足度に影響します。
③ 価格の違い(実売で数千円差になりやすい)
- NW-VK10:新しめモデル=価格は高め寄り
- NW-VR10:型落ち=セール・在庫処分でお得に狙える
判断軸: 5,000円前後の差なら「付属品の使い心地・カラー満足度」に価値を見いだせるかで決めやすいです。
④ 抗菌加工や細部のアップデート
- 新モデルは抗菌配慮や表示の視認性改善など、地味に効く使い勝手の更新が入りやすい
- 旧モデルは機能は同等でも、付属品や表示仕様が一世代前のことがある
かんたん比較まとめ
比較項目 | NW-VK10 | NW-VR10 |
---|---|---|
付属品の素材・使い心地 | 新素材・抗菌配慮が期待できる/使い勝手良 | 従来素材/十分使える |
本体カラー・見た目 | 新色・質感に優れることが多い | 在庫によっては色選択が限られる |
実売価格 | 高め(新モデル寄り) | 安め(型落ちセール狙い目) |
炊飯性能・主要機能 | ほぼ同等(豪熱沸とうIH・炊き分け・保温機能など) |
3. NW-VK10とNW-VR10の共通の機能・特徴
NW-VK10とNW-VR10は、どちらも象印の「極め炊き」シリーズに属するIH炊飯器です。基本構造や加熱方式は同じで、炊き上がりの品質・使いやすさ・お手入れ性といった点ではほぼ同等と考えてOKです。ここでは、両モデルに共通する代表的な機能を紹介します。
豪熱沸とうIHで芯までふっくら炊き上げ
象印独自の「豪熱沸とうIH」は、大火力で一気に加熱することでお米の芯までしっかり熱を伝え、ふっくら甘みのあるごはんを炊き上げます。
白米炊き分け3コース&熟成炊き機能
白米を「しゃっきり」「ふつう」「やわらか」の3コースで炊き分け可能。さらに「熟成炊き」で、お米のうまみをじっくり引き出します。
うるつや保温と高め保温の選択機能
「うるつや保温」でツヤをキープしつつ、少し高めに保つ「高め保温」も選択可能。朝炊いて夜までおいしく楽しめます。
黒まる厚釜でムラなく加熱
「黒まる厚釜」の熱伝導と丸底形状で、ムラのない加熱を実現します。
お手入れ簡単なフラット庫内・洗える内ぶた
さっと拭けるフラット庫内と洗える内ぶたで、忙しい日でもお手入れがラク。
予約炊飯・タイマー機能の便利さ
炊き上がり時刻を指定できる予約炊飯を搭載。生活リズムに合わせやすいのも魅力です。
省エネ&安全設計(コードリール・断線防止など)
すっきり収納できるコードリール式など、象印らしい細やかな配慮が活きています。
▼新型で環境に配慮したNW-VK10
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▼新型と性能はほぼ同じの旧モデルNW-VR10
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4. 実際の炊きあがりをレビュー
NW-VK10とNW-VR10はどちらも同じ加熱方式を採用しているため、炊き上がりの傾向は非常によく似ています。ですが、実際に使ってみると、お米の種類や炊飯量、保温時間によってわずかな違いを感じることもあります。
ふっくら感・粒立ちの良さ
しっかり芯まで熱が入るため、ふっくら・粒立ちの良いごはんに。冷めてもパサつきにくい傾向です。
炊き上がりの香りとツヤ
香り立ちが良く、全体にツヤのある見た目に仕上がります。
冷めた後のおいしさ
お弁当やおにぎりでも食感の劣化が少なく、翌朝の温め直しでもおいしくいただけます。「うるつや保温」の恩恵も大きいです。
炊きムラ・かたさの差
炊きムラは少なく、少量炊きでも均一に仕上がりやすいのがIHの強み。固めが好きな方は「しゃっきり」コースで調整可能です。
総合評価
- ごはんの粒立ち:★★★★☆
- 香りの良さ:★★★★☆
- 冷めたときの食感:★★★★☆
- 保温後のおいしさ:★★★★★
まとめ: 新旧で炊き上がりの差は感じにくく、どちらを選んでも満足度の高い仕上がりです。
▼新型で環境に配慮したNW-VK10
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▼新型と性能はほぼ同じの旧モデルNW-VR10
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5. NW-VK10/NW-VR10の口コミ・評判まとめ
良い口コミ
- 「ふっくら炊けて冷めてもおいしい」「粒が立って甘みがある」
- 「ムラなく炊ける」「お手入れがラク」
- 「価格を抑えても十分な性能」
気になる口コミ
- 「価格がやや高めに感じることがある」
- 「サイズ感が思ったより大きい」
- 「内ぶたの着脱に慣れが必要」
型落ちNW-VR10で多い声
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- 「価格が下がってお得感が高い」「炊き上がりは満足」
- 「在庫やカラーの選択肢が少ないことがある」
新型NW-VK10で期待される点
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- 「付属品の素材や衛生配慮」「新色・デザインの満足感」
総括: 味・保温・使いやすさで大きな不満は少なく、選択は「価格」「カラー」「付属品の質感」次第という声が中心です。
6. NW-VK10とNW-VR10はどっちがおすすめ?
新型NW-VK10がおすすめな人
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- キッチンに馴染むカラー・質感を重視したい
- 付属品の素材や衛生配慮にも価値を感じる
- 最新モデルで気持ちよく使い始めたい
旧型NW-VR10がおすすめな人
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- 同じ性能ならできるだけ価格を抑えたい
- 見た目より実用性を重視する
- セール・在庫処分でお得に買いたい
というわけで: 炊飯性能は同等。最終判断は「価格」「カラー・デザイン」「付属品素材・衛生仕様」でOKです。
7. 購入前にチェックしたい3つのポイント
① 購入時期による価格変動をチェック
新型登場や季節要因で価格は動きます。旧型は値下がりしやすいので、最安のタイミングを狙うのがおすすめ。
② 展示品・在庫処分品の状態を確認
外箱の状態・付属品の有無・未開封かどうかを確認。ネット購入時は保証の記載も要チェック。
③ 保証期間とサポート体制の違いを確認
基本はメーカー保証1年。延長保証の有無や修理受付体制も購入前に確認しておくと安心です。
8. よくある質問(FAQ)
Q1. しゃもじとカップ以外の違いは本当にないの?
基本的な炊飯性能や主要機能は同じです。違いは主に付属品とカラー。販売時期により細部が異なる場合があるため、商品ページで確認を。
Q2. 炊きあがりの味に差はある?
ほぼ同じです。豪熱沸とうIHや炊飯アルゴリズムは同等。お米の銘柄や水加減のほうが味に影響します。
Q3. Prasusってどんな素材?環境へのメリットは?
付属品に採用されることがある環境配慮樹脂の総称で、従来樹脂に比べてCO₂排出の抑制が期待できます。質感や耐久性は日常使いに十分です。
Q4. どちらを買えば長く使える?
耐久性は同等ですが、発売の新しいNW-VK10は部品供給期間が相対的に長く、長期的な安心感があります。価格重視ならNW-VR10を早めに。
▼価格重視ならNW-VR10
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9. NW-VK10とNW-VR10の違いまとめ
違いまとめ早見表(1分でわかる)
項目 | NW-VK10 | NW-VR10 |
---|---|---|
炊飯性能・主要機能 | ほぼ同等(豪熱沸とうIH・炊き分け・保温機能など) | |
付属品の素材・使い心地 | 新素材・抗菌配慮あり/満足度高め | 従来素材/実用的で十分 |
本体カラー・見た目 | 最新カラー・質感に優れる傾向 | 従来カラー中心(在庫による) |
実売価格 | やや高め(新モデル寄り) | 安め(型落ちメリット) |
長期利用・部品供給 | 新しい=供給期間に余裕 | 在庫・部品は縮小に向かう可能性 |
どちらを選んでも失敗しない理由
炊飯性能や保温・お手入れ性など基幹スペックは同等。選択ポイントが「価格」「カラー」「付属品の素材」に絞られるため、自分の価値観で選びやすいモデル同士です。
まとめ:価格・デザイン・使い方で自分に合う一台を
価格重視ならNW-VR10、見た目や付属品の質感・衛生面も重視するならNW-VK10。どちらも毎日のごはんをおいしくしてくれる信頼の一台です。
▼見た目と付属品の質感・衛生面も重視のNW-VK10
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▼新型と性能はほぼ同じ価格重視のNW-VR10
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